コンピュータの5大機能の1つ、記憶機能を担当する記憶装置(メインメモリ)は、 CPUが直接データを読み込みあるいは書き込み、作業領域とする重要な部分です。
ハードウェア的には、一般的にメモリあるいは RAM(Random Access Memory)と呼ばれる半導体記憶装置が使用されます。 現在のメモリは動作が非常に高速化しており、とくにPC3200規格の DDR SDRAM(Double Data Rate Synchronous Dynamic Random Access Memory)においては 毎秒3.2GBという猛烈な勢いでデータを出し入れします。
このため電流容量やノイズに関して非常にセンシティブであり、 また、メモリは複数のモジュールが同時に使用されることが普通であるため、 それらの同期のタイミングも極めてシビアになってきています。 おまけにメモリのエラーは、プログラムの停止のみならず、 OSを巻き込んでのシステム全体のタウンにつながるなど、致命的なエラーになりがちです。
しかし、どんなにメモリの動作が高速化していくとしても、 サーバーに求められる信頼性は高くなりこそすれ、低くなることはありません。 そこでサーバーには、メモリもパソコンと比較して特別なものが用いられるのが普通です。 具体的にはECC機能付きのレジスタードメモリというものがそれです。
ECC(Error Check and Correct)機能とは、メモリエラーを検出してそれを修正する機能です。 伝送するデータのビット以外に、誤り訂正用のビットを持ち、伝送中にエラーが発生した場合でも エラーを修正して正しいデータに復帰させることができます。 (ただし、すべてのエラーを検出・訂正できるわけではありません)
レジスタードとは、データの出し入れ時に一度専用のチップ(バッファ)にデータを格納し、 ノイズの除去やタイミングの調整を行う機能を搭載していることを指します。 これらにより、高速なメモリを何枚も同時に使用する際の安定性が高まります。
サーバーおいては、メモリの選定がいかに重要か理解できます。

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